「学びの20年 ― 世界で学んだろう・難聴者が語る今後のろう社会とこれから」
2004年にスタートした日本財団聴覚障害者海外奨学金事業は20周年を迎えました。この20年の間に、奨学生たちはそれぞれの分野で研鑽を積み、帰国後は教育、福祉、医療、技術、芸術、政策など、社会のあらゆる場で力を発揮してきました。彼らが海外で学んだのは単なる知識や技術だけではありません。異文化の中で、自らのろう・難聴者としてのアイデンティティを見つめ直し、手話言語の価値を再確認し、社会に新しい視点を共有しようとしてきました。
本記念紙では、10周年記念誌のような個々人の活動報告のような形式ではなく、「専門領域」という切り口から奨学生の軌跡と未来をたどります。教育や言語研究から福祉・医療、ICT、アートに至るまで、多彩な分野で活動する同窓生が、各テーマごとに座談会形式で集い、それぞれの現場から見える課題と展望を語り合います。
日本財団聴覚障害者海外奨学金
20周年に寄せて
日本ASL協会 会長 武田太一
日本財団聴覚障害者海外奨学金
20周年に寄せて
日本財団 常務理事 佐藤英夫
福祉分野
「ろう者が専門職として活躍するためには」 (60分)
登壇者:池上真 (第1期生)
髙山亨太(第2期生)
福田桂 (第9期生)
情報保障分野
「みんなの参加を保障する支援とは」 (38分)
登壇者:太田琢磨(第1期生)
川上恵(第4期生)
皆川愛(第16期生)
田村誠志(第18期生)
ろう教育分野
「ろう教育の現場〜10年ほど前と今とで現場は大きく変わったのか」 (57分)
登壇者:武田太一(第4期生)
牧谷陽平(第11期生)
橋本重人(第13期生)
早期教育分野
「乳幼児支援の現場における課題とこれから」 (37分)
登壇者:髙山亨太(第2期生)
福永梢 (第4期生)
山田茉侑(第13期生)
鈴木美彩(第18期生)
手話言語学分野
「言語学がどう手話教授に役立つか」 (38分)
登壇者:川口聖(第7期生)
山本綾乃(第10期生)
鈴木美彩(第18期生)
アート分野
「ろう者の身体感覚から生まれる可能性」 (40分)
登壇者:管野奈津美(第3期生)
西雄也(第12期生)
福島愛未(第12期生)
学際領域+クロス分野
「交差性:点から面へ」 (45分)
登壇者:川俣郁美(第5期生)
山本芙由美(第11期生)
皆川愛(第16期生)