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第1期生

 お お   た    た く     ま 
太田 琢磨さん *2007年8月25日帰国

同期生
池上真さん
第2期生
第3期生

2007年夏学期レポート(6月4日〜8月17日) 
2007年春学期レポート(3月12日〜5月22日)
2006年冬学期レポート12月4日3月2日)
2006年秋学期レポート9月4日11月9日)
2006年夏学期レポート(6月6日8月15日)
2006年春学期期末レポート3月13日〜5月25日)


       2006
年春学期
期末レポート3月13日〜5月25日)

今学期の時間割

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今学期の時間割

今学期を振り返って

 2月24日にアメリカに到着してから3ヶ月が経過した。国内研修で英語とASLを学んできたが、着いた当初は何も分からず右往左往している状態であった。しかし、英語やアメリカ手話の授業を通して、アメリカ文化 のことが理解できるようになってきた学期である。今年の8月までの間、私はこれらのことを含めてこの学期レポートに記していきたい。

 

大学の授業

English Learning CenterELC

 私は、ろう学生と一緒の英語学校ではなく、健聴者の学生と一緒に学ぶ英語学校へ入った。その理由として、私の研修目的はRITNTIDでの情報保障システムを学ぶことであり、私はこの学校でCprintという文字通訳(日本のパソコン要約筆記に近いもの)サービスを受けながら授業を受講することになった。私の場合、ASLの授業と交互に通わなくてはならないため、今学期は授業が重ならないように慎重に授業選択を行った。その結果、春学期はグラマー(火・木)、ライティング(火・木)、ボキャブラリー(火・木)、リーディング(月・水・金)の4クラスを受講した。

 授業では他の国からやってきた学生のパワーに圧倒されつつも、英語を学びながらそのほかの国の文化を知ることができるため、授業一つ一つがとても楽しく感じた。特に私たち日本人が知っていて当たり前と言う食べ物や言葉が、他の国では全然知られていないことや、日本の場所を全く知らない学生など、文化の違いを常に強く感じさせられた。そんな学生達に負けぬよう、自分も文字通訳される画面を目で追いながら授業を理解していった。学期始めは、通訳された言葉もなかなか読み取ることができず苦労していたのだが、日が経つにつれ、英語を読むスピードも速くなってきたようで、流れてきた文字を読んですぐ、意味を掴めるようになってきた。まだまだ語彙数も文法もしっかりしていないため、今後も努力し続ける必要がある。

 

Faculty Staff Sign Language Education Program

 私はインターンシップ生として、大学の教職員が手話を学ぶクラスで手話を学ぶこととなった。このクラスは、大学職員で手話がまだまだできない人々を対象に開講されている。顔ぶれも様々で、大学の警備員や寮の職員、学生会の職員、Cprintを行っている人など、非常に様々な人々がこのクラスを受講していた。授業内容は通常のASLのクラスと変わらないが、学生とのコミュニケーションを取るための内容を重視して授業が構成されている。私にとっては日常的に使用する手話表現ではないため、覚えにくい単語もあったが、この授業を通してASLの読み取りが向上するなど、手話で のコミュニケーションの助けとなった。ただまだ英語の語彙数が少ないため、即座に単語が理解できないこともしばしばあった。その為、今後は英語力と一緒に上げていかなくてはならないと思う。

 

インターンシップ

 

RITNTIDの情報保障のシステム を学ぶ

 今学期の授業を通して、RITNTIDの情報保障システムについて学ぶことが、インターンシップの課題であった。RITNTIDの情報保障システムは完全にシステム化されており、通訳者派遣に関する申請はオンライン上から行われるようになっている。最初はNTIDの職員の方にどのように使用するのか教えていただきながら学んだ。それだけでなく、これらの申請を通して、この学校でどのように通訳者達を育てているのかと言うことも学ぶことができた

 この手話のクラスでは、より様々な立場の職員と話すことができ、職員から見て、ろう学生がどのように見られているのか、職員が困っているのはどのようなことなのかということについて、いろいろ学ぶこともできたのは、この授業に参加した大きなメリットであったと思う。

 

PEP-Netカンファレンスに参加(ケンタッキー州ルイビル、458日)

 インターンシップの一環として、四月五日から八日まで行われた、Pep−Netのカンファレンスに参加した。この大会では、全米の大学が集まり、各大学の取り組みを紹介するものである。私は私の研修目的に合わせ、情報保障への取り組みやその関連の支援機器を中心に見て回った。当然ながら大学における情報保障支援体制に関しては、日本とは比べものにならないぐらい進んでおり、まだまだ日本の体制が不十分であるということを強く感じさせられた。しかし、ディスカッションをする中でアメリカの大学でも、情報保障が進んでいる 所と、遅れている所などいろいろ差があり、多くの問題を抱えていると言うことも改めて知ることができた。

 それ以上に驚かされたのが、支援機器の多さである。例を挙げると、補聴器に接続して使用できる聴診器や医療機器、健聴者とのコミュニケーションを取ることを目的としたビデオリレーのための機器などである。これらの支援機器は、日本とは比べものにならないほど開発されており、驚嘆に値する物であった。また、ビデオリレーサービスは専用のマシンを必要とする物だけではなく、アメリカンオンラインインスタントメッセンジャー(AIM)を利用したリレーサービスなども開発されており、様々な会社が従来のサービスからの差別化に向けて切磋琢磨している様子がうかがえる。このようなことから、アメリカの聴覚障害者支援機器開発は、既に次のステップに進んでいるのではないかと感じた。

 

生活面

 着いた当初は、英語もアメリカ手話もなかなか理解できず、ありとあらゆる面でコミュニケーションに不自由を感じていたが、英語学校や寮生活を通して、コミュニケーションが取りやすくなってきた。現在私のクラスメートは、ほぼ全員が健聴者であり、日常的なコミュニケーション手段は、口話と筆談を中心に行っている。当然ながら良く聞き取れずに困ることが多いが、授業後にクラスメートとバスケットボールを行うなどの交流を通して、自分のコミュニケーションスタイルを確立させている段階である。かといって、手話のコミュニケーションを行っていないわけではない。寮の中ではろう学生と出会うことも多く、そう言う中で簡単な挨拶を交わしたり、おしゃべりをすることを通して、手話表現を学び続けている。

 

次の学期への抱負

 今学期は英語に慣れていないという焦りもあり、英語とアメリカ手話の勉強に集中してしまった。これは、重要なことである反面、人との交流が楽しめなかったという点から見ると、反省すべき点でもある。夏学期にはもう少し余裕を持たせ、国際学生やろう者の人々との交流も楽しんでいきたいと思う。今年の9月からは本格的にインターンシップが始まるため、それに向けた学習を促進させていかなくてはならない。英語とアメリカ手話の学習を続けていきたい。学校の授業だけでなく、より多くの人との交流を通して、様々なことを学ぶことが夏学期の大きな目標と考えている。

 

  

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