<高山亨太講師の社会福祉シリーズ第3弾>
特別連続講座「手話で学ぶピア・メンター入門」
~ ギャロデット大学のプログラムの疑似体験 ~
じっくり取り組む月2回ペース
   
ピア(peer)とは 同僚、同級生、仲間、友人、対等者などの意味を持つ英単語 
メンター(mentor)とは  対話による気づきと助言によって後輩ピアの成長を促す先輩ピア

アメリカのろう者・難聴者の世界では、聴覚障害の専門家だけではなく
先輩当事者が後輩当事者を支えるピア・メンターというのが広がりつつあります。
2011年3月11日の東日本大震災などもあり
「同じ経験をした仲間が仲間を助ける」
「一緒に助け合うということ」
当事者の力や活動が注目されています。
今回は、ろう者・難聴者向けに2年間のピア・メンターの養成プログラムを提供している
ギャロデット大学のプログラムを参考にして、手話でピア・メンターを体験する機会を
設けました。是非ご参加ください。
●日 時:2011年12月5日 ~ 2012年3月16日(全8回) 隔週月曜日午後7時~8時30分 第1回 12月5日  ピア・メンタリングとは? 第2回 12月19日 日本のろう者・難聴者の状況 第3回 1月16日  聴覚障害の理解~心理社会学的側面の理解も含めて~ 第4回 1月30日  言語とコミュニケーションの仕組みの理解 第5回 2月13日  Audism(オーディズム)の理解 第6回 2月27日  コミュニケーション支援機器と制度の理解と活用 第7回 3月5日   ピア・メンタリング~理論と方法論~ 第8回 3月26日  ピア・メンタリング事例のディスカッション

●対 象:社会福祉や臨床心理に興味のある方(初心者大歓迎です)

●定 員:15名

●場 所:日本ASL協会事務所(千代田区飯田橋)

●締 切:2011年11月28日(まだもう少し定員に余裕があります。ご興味ある方、ご連絡ください)め切ります)

●参加費:協会会員16,000円(一般会員以上)/その他の方 19,000円

●その他:日本の手話で話します。音声通訳はありません。

講師紹介:高山亨太氏
精神保健福祉士・社会福祉士。筑波大学大学院修了後、日本財団留学奨学生として渡米し、2009年5月にギャロデット大学大学院ソーシャルワーク修士課程修了。在米中は、テキサスにあるろう者のための大学や児童相談所などで臨床経験を積み、日本に帰国。
現在は、臨床と研究を掛け持ちしながら、大学非常勤講師やろう者への英語指導、アメリカ手話指導などにも従事している。